あとでゾッとしたスリ

海外旅行には何度か行っているのですが、幸いにも恐い目にあったことがなく、ややなめていたのかも知れません。外国人でもいい人の方が多いし、助けてもらってこともあるので、助けるのもいいことだ、と思っていたのに、イタリアで残念なことがありました。
海外旅行の最終日、イタリア・ローマのテルミニ駅から電車に乗り空港に行こうとしていたときです。駅は、日本のようではなく、プラットホームと電車の段差が、よいこらしょ、と上らなくてはならないほどあります。スーツケースを持って乗り込む私達は、ふぅふぅ言いながら、自分達の荷物を列車に押し込みました。ホッと一息、乗車口を見ると、ベビーカーを乗せようと困っている若いお母さんが。そこで、列車側から少し屈み、手を差し伸べました。なんか変。後ろにピッタリ、これまた若い女の子が私にくっつくようにしながら手を差し伸べています。そんなに重くないから大丈夫、と思って、ふと後ろを振り返ると、私のウエストポーチがなぜか全開。えぇー、と思ってベビーカーから手を離し、後ろの子を見たら、びっくりした顔をして突っ立っていました。彼女の組んだ腕をグッとつかむと、私のパスポートが床にポロリと・・・。なにすんのよ、と大声を出し、パスポートを拾い、事なきを得ましたが、彼女の姿はもうみえませんでした。あとで、涙が出ましたが、パスポートを失くすことなく無事帰国しました。よくよく考えてみたら、ベビーカーも全部グルですね。あぁ、恐かった。